こんにちは。代表の藤田です。
今回は、札幌の民泊物件におけるマンスリーマンションとしての運用に関してです。
北海道、そして札幌市においては、コロナウイルスの影響で民泊稼働が全体として激減していることはご存知の通りです。
それまで民泊のみで十分な収益を出せていた状況から転じたことから、
マンスリーマンション、ウイークリーマンションとしての集客運用を実験として行っておりました。
結論から申し上げますと
「民泊における集客力とマンスリーマンションにおける集客力は比例する」
というところになります。
当社は自社所有の一戸建て(4LLDK(ダブルリビング) )の民泊物件(札幌市中央区)の運営を行なっております。
こちらを試験的に、マンスリーマンションとして集客を行いました。
その結果、2021年4月〜6月(今月)の間、1ヶ月30万円にて貸し出すことができました。
集客開始してから2週間で申し込みが入ったところを考えると、
従来民泊としての集客力も高いこちらの物件は、マンスリーマンションとしても同様に集客ができたと考えております。
その他、札幌市北区屯田エリアにある民泊物件(4LDK)においても、夏季に1ヶ月のマンスリーマンション予約が入りました。
大きなサイズの一戸建ては、これまでマンスリーマンションとしての需要がないと見られておりましたが、
民泊物件としての集客力のある施設は、マンスリーマンションとしての集客も問題なく行うことができることが分かります。
当然ながら、1K、1LDKのような一般的に認知されているマンスリーマンションサイズの民泊物件も、
広い民泊物件と同様に、多数稼働実績がございます。
民泊事業において競合優位性が高くはない民泊物件に関しましては、
冒頭でも申し上げた通り、マンスリーマンションにおいても競合優位性が低く、集客において難航していると言えます。
また、マンスリーマンションの注意点として
連泊することによる「インテリアの劣化」が挙げられます。
1ヶ月の予約であれば、1ヶ月毎日該当する民泊物件で過ごすことになるので、
家具家電の劣化は民泊よりも早いスピードで行われます。
大きな問題ではありませんが、気にされる事業者様(オーナー様)もいらっしゃいます。
民泊 × マンスリーマンション の二毛作は、コロナ禍に収益を重ねる可能性が十分にあることが分かりました。
札幌にてマンスリーマンションをご検討されたい民泊事業者様がいらっしゃいましたら、是非お声がけ下さいませ。
(札幌市外に関しましては実験を行なっておらず、その可能性に関しては現状不明となります。)
本日は以上です。