こんにちは、代表の藤田です。
本日は、民泊の在り方、あるべき姿についてブログで綴ります。
民泊という言葉が横行し始めてからというものの、
民泊を他の宿泊業と切り分けて語られる場面が多いと思います。
しかし、我々民泊事業者が忘れてはいけないこととして、
民泊は宿泊業の一つであるということです。
他の民泊と比較しながら、この民泊はこうだから良くない、こうだから良い。
このような話が民泊の改善に繋がることは間違い無いのですが、
とある民泊が勝てるかどうか判断する上では、隣の民泊との争いにだけ目をやるのではなく
ホテルや旅館など、宿泊業全体を眺めて判断すべきと考えます。
例えば、とあるエリアには民泊が存在しない。
存在しないから、民泊が流行らないだろうと判断するのは早とちりであると考えます。
仮に旅館が多く、その旅館の稼働率が非常に高いエリアだとすると、
旅館自体の価値が非常に高いのか、ないしはそのエリア自体にかなりの宿泊需要があるのか、などと
俯瞰して分析することで、民泊の入り込む余地を考えることができます。
また、ホテル事業者が参入しないようなエリアでも、民泊が多く存在し、また稼働しているケースもあります。
新築でホテルを建てるには一過性の宿泊需要でリスクがあるものの、既存戸建住宅で民泊をするにはベストといったエリアもあります。
民泊だから可能となる場合、民泊でも難しい場合。これらを見極めることが重要と考えます。
不確定要素で急激に稼働が落ちることもあります(コロナウイルスの蔓延など)が、
可能な限り、リスクを極小化した上で民泊事業に参入したいものです。
本日は以上です。