こんにちは、代表の藤田です。
本日は、タイトルの通り、
民泊事業における利回りと、融資調達した場合の金利に関する記事です。
昨今、長プラや短プラの上昇に伴い、銀行融資の金利が上昇傾向にあります。
この現象は、銀行融資で資金調達している民泊投資家様、民泊事業者様にどのような影響を与えるのでしょうか?
最近弊社で借入させていただいている金融機関様より、お電話をいただくこともしばしば。
「この度、変動金利を0.25%上げさせていただくこととなりました」
0.25%は一見小さな数字に見えますが、弊社の借り入れの場合では、月々の返済で数千円〜数万円の変化が生じます。
完済まで払い続けた場合の総支払い金額で言いますと、100万円単位で変化が生じます。
とはいえ、今後も末長くお付き合いさせていただきたい金融機関様方。
当然ながら受け入れの意をお伝えします。
さて、この金利上昇を目の前にしたときに、私が真っ先に考えるのは事業利回りとの差分です。
弊社が民泊投資家様、民泊事業者様へご提案する購入物件における民泊事業利回りは、
レンジとして、平均表面利回り20〜50%です。
実質利回りに換算しますと、おおよそ10〜25%。
融資調達金利は、おおよそ1.0〜2.8%。
この実質利回りと融資調達金利の差分を見たときに、あまりのその差が小さい場合を注意しています。
事業投資全額を融資調達できる可能性も低いですが、
いずれにせよ差分が小さければ小さいほど、手元に残るキャッシュフローが減少します。
CF(キャッシュフロー)が減少した場合何が起こるか?
・突発的な支出への備えがない(破損、汚損、事故)
・次の投資に進めない(自己資金の増加がない)
民泊投資の最大のメリットは「事業総コストに対するCFが大きい」ことにあると考えています。
ですから、民泊投資家様、民泊事業者様は、金利の上昇には常に着目すべきと考えます。
あまりに金利と事業利回り差が小さくなった場合には、物件売却(事業売却)、金利交渉。
健全な利回りを保全する必要があります。
最近では、不動産賃貸業(大家業)として土地購入から新築アパートを建築する場合、
投資利回りは7%より上回ることが珍しくなりました(札幌中心部)。
各金融機関は不動産ローンという形で、賃貸業への融資は盛んに行われているため、調達が容易であることがメリットです。
億の金額も調達しやすいことから、B/Sで言う資産を膨らませやすいのですが、
利回りが低い=CFが低い という現象から、資産のサイズに比べると自己資金の増殖に時間を要します。
民泊投資で実質利回り10%以上を確保することで、不動産賃貸業にはないCFを実現し、
総投資額に対して高い利益を創出し、次なる投資への備えを増やすことが可能です。
ただ、民泊投資と言っても、やり方を一つ間違えると一挙に民泊事業利回りは減少します。
確実性の高い民泊投資を実行するために、弊社ブレークアウトは存在します。
民泊事業を開始されたい法人様、個人様、
お気軽に、ご相談下さいませ。
本日は以上です。